こんにちは!四柱推命 占い師の里みさきです!
四柱推命における印綬は、通変星のうちの一つ。
日本舞踊や茶道などの古典芸術で活躍されている人や、学者・ノーベル賞受賞者に多い星です。
命式内の位置や星の数、十二運星との組み合わせによって解釈も変わりますが、ここでは印綬の基本的な意味と性格をご紹介します!
四柱推命の印綬とは?
命式での見方
四柱推命の命式は こちら(フォーチュンジュエルさん)で無料で調べることができます。
印綬は通変星の一つで、自分が印綬をもっていた場合、命式内では下の赤枠内に表示されます。
通変星は全部で10種類あり、それぞれ自立星・遊星・財星・官星・印星の5つに分けられています。
※モバイル表示の方は横スクロールをしてご覧ください。
自立星 | 比肩(ひけん)・劫財(ごうざい) |
遊星 | 食神(しょくじん)・傷官(しょうかん) |
財星 | 偏財(へんざい)・正財(せいざい) |
官星 | 偏官(へんかん)・正官(せいかん) |
印星 | 偏印(へんいん)・印綬(いんじゅ) |
印綬の意味
印綬は偏印と共に、印星に分類されます。
印綬とは勲章を飾る組紐のことで、名誉や高い身分を意味しています。
印綬のキーワードは「学問」と「名誉」です。
印綬をもつ人の性格
習得本能が強い
知識を増やすことが好きで、一つの分野をコツコツと継続して追求します。
幼いころから真面目で賢く、学業も優秀。
読書好きが多いとも言われています。
興味を持ったテーマについては、かなり熱を入れて取り組むので、プロが驚くほど精通しているでしょう。
また、人に教えることがとても上手いので、講師やインストラクターの経験がある人も多い星です。
理屈っぽい
物事を論理的に考えることが得意です。
出世やお金よりも名誉を大切にするので、他の人の模範でありたいという気持ちが強いでしょう。
でも実はプライドが高く、人の意見や行動に対して批判したくなる癖があるかもしれません。
知識や教養がない無知な人を嫌い、理論で割り切るので、ときに冷たい印象を与えることも。
母性的
表面的には理知的に見えても、本質は温厚で母性愛に溢れています。
見返りを期待せず、相手に尽くす傾向があるでしょう。
特に身内に対して深い情を注ぐので、そういった相手には世話を焼き過ぎたり、干渉してしまいがちです。
行動力に欠ける
何事も理論で考えるため、頭で考えすぎてしまい、行動力・決断力に欠けます。
自分の知識や価値観のみで判断してしまうところがあるので、視野を狭めてしまう可能性も。
環境の変化や競争社会には向かないでしょう。
新しいことを生み出すことは苦手ですが、その一方で既成概念を深めて利用することに長けています。
印綬に向いている仕事
印綬をもつ人に向いている仕事は、人に教える職業。
教師や予備校・専門学校の講師などが向いているでしょう。
勉強熱心で母性的な性質ももっているので、じっくりと腰を据えて教え導くことができます。
また、試験を突破する力を持っているので、国家資格が必要な職業にも適性があります。
冷静な判断力や情報収集力を活かして、弁護士や税理士、薬剤師などで活躍できるでしょう。
なにかを吸収したり学習できるところに身を置くのが開運ポイントです。
仕事を選ぶポイント
- 学術的な分野
- 危険の少ない環境
- 腰をすえてじっくり取り組めること
印綬をもつ人の恋愛・結婚
印綬をもつ人は、一時の情熱や刺激よりも、信頼関係を大切にします。
感情だけに走って突き進むといったことは、まずないでしょう。
長い間よく接していた同僚や、幼なじみとゴールインする人も多いですね。
また、精神的な繋がりを重視するのですが、愛情表現は淡泊。
家庭内でも家族の行動についチェックを入れてしまうので、小言や教育的な指導が多くなってしまうでしょう。
本当は甘えたい気持ちがあっても、理性やプライドが邪魔してしまって、素直になれない一面があります。
安定した環境で知恵を発揮する
印綬をもつ人は、安定した環境でこそ最大限に知恵や才能を発揮することができます。
一つのことを時間をかけて研究・勉強することで、その道のスペシャリストとして輝くことができるでしょう。
これまで手にしてきた知識や実力は一生モノの宝なので、誇りに思ってくださいね。
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