こんにちは!西洋占星術 占い師の里みさきです!
リリスで相性を占ってみたいと思いませんか?
西洋占星術でリリスは宿縁を示す相性と知られていますが、その影響をしっかりと知っておきたいですよね。
そこでこの記事では、ホロスコープでリリスを読み解く時のコツをまとめていきます!
リリスで相性を占うときのコツ
お互いの天体とオーブに注目する
まず最初にお伝えしたいのが、リリスは実在する天体ではありません。
あくまで計算上で出される感受点です。
なので、アスペクトのオーブは狭くとるのが定番で、おおよそ2度ぐらいまでが良いでしょう。
わたしの鑑定では、アスペクトは合(コンジャンクション)のみ採用しています。
リリスと角度を取る天体は「太陽・月・金星・火星」のみ使用。
天体側とリリス側のどちらが働きかけるか?というと、答えは「天体側」です。
アスペクト次第でリリス側が働きかけるパターンもありますが、基本的には天体側が働きかけることになるでしょう。
リリスはどんな影響があるの?
泥沼化しやすい
リリスは、個々の人の深層心理や隠れた欲求、過去のトラウマなどを象徴しています。
そして、結婚や恋愛にも大きな影響を及ぼします。
そんな天体がふたりの相性に絡むと、性的に強く惹かれるでしょう。
もしくは、見た目や性格がまったくタイプではないのに、なぜか夢中になる・・といった傾向が出ます。
そのまま腐れ縁的な関係になったり、芸能人のスキャンダルでもリリスが関係していることが多いですね。
そして、リリスの相性でありがちなのが、泥沼化しやすく最終的には憎しみ合う関係になりやすいということ。
天体側がリリス側に惹かれるので、天体側が相手に尽くす形になりますが、狂おしい愛情のあまりストーカーやDVに発展してしまうこともあるかもしれません。
天体別での影響
天体別でもっと具体的に影響を見ていきましょう。
まず、リリスと「太陽」のアスペクトでは、リリスの影響が自己表現や自己主張に関わることがあります。
「月」とのアスペクトでは、感情や家庭生活における問題が浮き彫りになることも。
中でも最も強烈なのは、リリスと「火星」あるいは「金星」とのアスペクトですね。
理性よりも感情や肉体関係に目がいくので、相手への度が過ぎる執着を抱いてしまったり、周りが見えなくなって日常生活に支障が出る・・など、注意が必要な相性です。
西洋占星術で執着というと、冥王星に近いイメージを持つ人もいるはず。
冥王星は破壊と再生、つまりプラスの要素があるのですが、リリスはマイナス要素が強く苦しみを伴います・・。
心身共にリリスの影響力が深刻になるということです。
相性占いはホロスコープ全体を見よう
最後にもう一度まとめます。
【 リリスの特性 】
- リリスは実在する天体ではなく計算上の感受点
- アスペクトのオーブは狭く設定、およそ2度まで
- オーブ1度以内ではリリスの影響が特に強力になる
- アスペクトは太陽、月、金星、火星のみ考慮
- 基本的には天体側がリリス側に影響を与える
【 リリスの影響 】
- 結婚や恋愛に大きな影響を及ぼす
- 強い性的魅力や強烈な引き寄せが起きる
- 泥沼化しやすく、憎しみ合う関係になりやすい
- 過度の愛情がストーカーやDVに発展するリスクも
気になる相手やパートナーとの間に、リリスが絡んでいるのが分かって心配・・と思う人もいるかもしれません。
ですが、ホロスコープを読む時には「全体」を見る必要があります。
リリスの存在だけに囚われてしまうのは避けてくださいね。
リリスの問題は確かに根深く、良くも悪くも宿縁を示していますが、縁を示すポイントはドラゴンヘッドもあるので確認してみてください!
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