こんにちは!西洋占星術 占い師の里みさきです!
月と土星のアスペクトがスクエアや合、オポジションになっていた時、どういう意味があるか知ってますか?
月は感情、土星は堅実さや忍耐を表すので、この二つの天体がアスペクトをとるとどうなるのか興味深いですよね。
そこで今回は、月と土星のアスペクト別で見ていきます!
月と土星のアスペクトって?
【月】は「感情・プライベートな自分」を表しています。
そして【土星】は「堅実さ・忍耐」を表しています。
今回、紹介するのはメジャーアスペクトと呼ばれる下記の3種類です。
- 合(0度)
- オポジション(180度)
- スクエア(90度)
それでは、それぞれのアスペクトを順に見ていきましょう。
月と土星の合(コンジャンクション)
まず、最も強力といわれる合(コンジャンクション)のアスペクトです。
とても真面目で誠実な人柄です。
ただ、ポジティブよりもネガティブな考えが頭を過ぎりやすく、万が一、あるいは最悪のパターンを考えてしまいがちな傾向があるでしょう。
幼少期は大人の中で育ったり、子どもらしい感情を抑えて育ったかもしれません。
自分の気持ちを露わにすることに抵抗があり、自信がもてない一方で、心の傷に触れられるとコントロール不能になることも。
人付き合いも、どちらかというと一人でいることを好むタイプ。
ただ、一般常識や基本的なマナーは身についているので、周囲からの信頼は得られます。
土星の影響は、若い頃はやらされる感じになりやすいので10代・20代はかなりしんどいのですが、その辛い体験が老年期になっていくと自分の実になっていきます。
特に家族に対して強い責任感を持ち、女性のであれば良妻賢母になることを目指すでしょう。
月と土星のスクエア / オポジション
次に、オポジションやスクエアといったハードなアスペクトの場合は、星がもたらす影響が良くも悪くも顕著に表れます。
幼い頃に厳しいしつけを受けたり、母親との関係がおかしい人に多いですね。
自己肯定感が欠如するので、自分で自分を監視しているような状態になるでしょう。
あるいは、孤独な家庭環境で育った配置でもあるので、早く大人になることを余儀なくされたりしたかもしれません。
いずれにしても、考え方がネガティブになりやすく、人と自分を比べて落ち込んだり、コンプレックスを抱えることが多いでしょう。
傷つきやすく疑い深い一面もあるので、心許せる友人は多くありません。
とはいえ、このアスペクトがあったとしても、全て母親に問題があるわけではありません。
月が母親を投影しておらず、本人の心や内面性として表れている場合も多いです。
感情を必要以上に抑えこむと苦しくなってしまうので、打ち込める趣味やリラックスできる方法を積極的に探してみてくださいね。
ホロスコープは一か所ではなく全体を見よう
今回は、月と土星のアスペクトに注目してお伝えしました。
ただ一つ気をつけて欲しいのが、ホロスコープは一か所だけでなく全体を見る必要があります。
他のアスペクトによっては、今回の意味が変わってくることもあります。
(たとえば、土星の他に金星がアスペクトを取っているパターンなど)
ぜひ、他の天体のアスペクトもチェックしてみてくださいね!
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