こんにちは!西洋占星術 占い師の里みさきです!
火星と冥王星のアスペクトがスクエア・合・トラインになっていた時にどういう意味があるか知ってますか?
火星は情熱や闘争心、冥王星は極限を表すので、この二つの天体がアスペクトをとるとどうなるのか気になりますよね。
そこで今回は、火星と冥王星の意味をアスペクト別で見ていきます。
それぞれの星をどう解釈すればいいんだろう・・と悩んでいる方は必見です!
火星と冥王星のアスペクトって?
【火星】は、その人の「情熱・闘争心・怒り」。
そして【冥王星】は「極限・破壊と再生」を示しています。
今回、ご紹介するのはメジャーアスペクトと呼ばれる下記の5種類です。
- 合またはコンジャンクション(0度)
- トライン(120度)
- スクエア (90度)
- オポジション(180度)
それでは、それぞれのアスペクトを順に見ていきましょう。
火星と冥王星のコンジャンクション(合)の意味
もっとも強力なのがコンジャンクション(合)のアスペクトです。
コンジャンクションの場合、意味としては吉凶両方現れます。
ふだんの生活で表れることは稀ですが、非常に強い爆発的なエネルギーを内に秘めているタイプ。
一度決めたことは必ずやり遂げ、何事もやると決めたときは良くも悪くも「徹底的」になるでしょう。
ときには、自分自身を限界まで追い込むこともあるかもしれません。
マイナスの作用が強く働くと、暴力といった形で表れてしまう可能性があります・・・。
そして、窮地に追い込まれたときには、強烈なパワーを発揮します。
並外れた忍耐力や集中力、体力を活かして、プレッシャーの多い仕事も平気でこなすところも。
レーサーや格闘家・消防士などの極限状態での仕事に適したアスペクトでもあります。
普通の人だと「やばい・・!」と思うようなことが、このアスペクトにとってはデフォルトだと思って良いでしょう。
火星と冥王星のトライン
次にトラインといったソフトなアスペクトの場合は、冥王星の影響が程良く出てきます。
ふだんの生活では表に出さないのですが、心の内に強い闘争心を秘めています。
逆境や障害からも逃げることなく、正面から向き合うでしょう。
自然と多くのことを引き受けてしまいがちなので、仕事も忙しくなり、自分を頼ってくる人も多いはず。
なので、仕事でも私生活でも、有り余るほどのバイタリティーをいかに使うかがポイントになります。
トラインの場合は生命力が強いので、怪我や病気の回復力がとても早かったり、ハードな肉体労働も体当たりで乗り越えていくでしょう。
火星と冥王星のスクエア・オポジションの意味
最後に、スクエアやオポジションといった、ハードなアスペクトの場合は、冥王星の影響が良くも悪くも顕著に表れます。
まず、好き嫌いがハッキリしている性質があります。
自分が嫌いなものに対しては、はっきりと否定的な態度を取るでしょう。
そして、知らず知らずのうちに極端なことをしてしまう傾向があります。
努力したことを無視されたり、相手に拒絶されたりすると、怒りを通り越して暴力的な行動(DVなど)に出てしまうかもしれません。
たとえ外見や雰囲気が落ち着いていても、外からの攻撃には驚く手段で反撃に出ます。
心身ともに非常にタフですが、身体の消耗が激しくなりすぎてしまうので気をつけてくださいね。
あまりにも無理をしてしまうと倒れてしまうこともありますし、怪我や事故にも要注意です!
とはいえ、火星と冥王星のハードアスペクトは上手くコントロールできると、プロとして第一線で活躍する人もいます。
暴力的・破壊的な部分を良い方向に使っていき、エネルギーを発散させる環境を確保しましょう。
ホロスコープは一か所ではなく全体を見よう
今回は、火星と冥王星のアスペクトに注目してお話ししました。
このアスペクトは、良くも悪くも荒々しくパワフルなアスペクトということが伝わったかなと思います。
火星と冥王星の強力な強さと活力は使おうと思えば、無尽蔵にその力を手に入れられるでしょう。
ただ一つ気をつけて欲しいのが、ホロスコープは一か所だけでなく全体を見る必要があります。
他のアスペクトによっては、今回の意味が変わってくることもあります。
(たとえば、冥王星の他に金星がアスペクトを取っているパターンなど)
ぜひ、他の天体のアスペクトもチェックしてみてくださいね!
【 無料 】自分を深く知る星読み講座