こんにちは!西洋占星術 占い師の里みさきです!
西洋占星術の中で、キロンリターンという言葉を聞いたことはありませんか?
いつどのタイミングでやってくるのか、どんな影響があるのか気になる人も多いはず。
そこで今回は、キロンリターンの意味や影響について、わかりやすく解説します!
キロンリターンはいつ訪れる?
だいたい49~50歳前後
西洋占星術では、よくリターンという言葉を耳にしますが、これは運行の星が生まれた時の位置に戻ってくること。
有名なものだと、サターンリターンやソーラーリターンがありますね。
そして、キロンリターンはいつ訪れるのかというと、キロンの公転周期は約49年。
つまり、だいたい「49~50歳前後」ということですね。
一生に一度、キロンリターンはみんな同じタイミングで訪れます。
キロンリターンの影響
傷に触れるような出来事が起こる
では、キロンリターンはどういった影響があるのでしょうか?
キロンリターンが訪れると、自分の傷に触れるような出来事が起こりやすいとされています。
一般的には「自分の力ではどうにもならないこと」「今までの生き方を改め直すこと」が起きやすくなるでしょう。
具体的な例として、こういった出来事が多くなるかもしれません。
- 自分や家族が病気にかかり、何らかの気づきを得る
- 仕事を辞めて、今までとは違う新しい生活になる
- 今まで抱え込んでいた悩みが表面化し、向き合うタイミングが訪れる
ちなみに、1ハウス(自分自身)4ハウス(家庭)7ハウス(パートナーシップ)10ハウス(仕事)にキロンがある人は、特に影響を受けやすいと言われています。
とはいえ、影響は個人差があるので、どこで(=キロンがあるハウス)、どういったことが起きるのか(=キロンの星座)も調べてみてくださいね。
キロンのあるハウスを調べるには、出生時間も必要になりますが、インターネットで簡単に調べられるのチェックしてみてください。
参考 キロンの調べ方~ホロスコープ無料作成サイトを使う方法~
キロンの傷と向き合おう
強さにもなるが癒し終えるものではない
キロンが示す傷は、リターンを迎える前(40代前半ぐらい)まではあまり実感がないかもしれません。
いっぽうで、キロンとのアスペクトが多い人や、キロンとアングルが合になっている人は、若いうちからキロンが示す傷を自覚していることも。
自分の心の傷を癒し、それを強さに変えるタイミングがキロンリターンですが、実は、キロンは完全に癒し終えるものではありません。
理由もなく不安になること、距離を置きたいと思うことなどに、あなたのキロンの傷が隠されているはず。
その中で、自分が経験して培ったものが、自分自身のため、そしてやがては人のためになるということをキロンは私達に示しているのです。
今一度、自分自身のキロンと向き合ってみてくださいね。
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