こんにちは!西洋占星術 占い師の里みさきです!
キロンが強い人ってどんな人なのか知りたいと思いませんか?
この記事では、キロンが強い人の特徴と受け止め方について解説します。
キロンについて深く知りたい人はぜひ読んでみてください!
キロンが強い人ってどんな人?
キロンは、別名「傷ついたヒーラー」。
自分の心の傷を癒す経験を経て、人を癒すという意味があります。
この「心の傷」というのは誰もが多かれ少なかれ持っているものですよね。
ただキロンが強い人は、その心の傷が比較的、目立ちやすい印象があります。
たとえば、本人の「社会的な姿勢・立ち振る舞い」に強い影響を与えるかもしれません。
あるいは、心だけではなく、体の病気として現れる場合もあります。
キロンは小惑星なので、10天体より影響は弱いのですが、キロンが強い場合は次の項目をチェックするようにしています。
- キロンがライツ(太陽、月)とアスペクトを取っている
- キロンのアスペクトが多い
- キロンがアングル(アセンダント、MC、ディセンダント、IC)と合
- 1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスにキロンがある
- キロンがカルミネートしている(MCに一番近い天体)
また、キロンが強い人は、次のような特徴を持つことが多いです。
感受性が高い
キロンが強い人は、感情が豊かで、他人の痛みや苦しみに敏感です。
他人の感情を深く理解し、共感する能力をもっています。
教師やメンターとしての役割
自分が経験した苦痛を通じて、他人を助けるための深い洞察力や癒しの才能を身につけることが多いです。
経験から学んだ教訓を他人に伝えることで他人の成長を助けられるので、教師やメンターとしての役割を果たすこともあります。
内面の葛藤
キロンが強い人は、自分自身の痛みや葛藤と向き合うことが多く、それが時に自己肯定感の問題につながることもあります。
この内面の葛藤という部分が、キロンが強い人にとって大きな課題になってくるでしょう。
キロンとの向き合い方
キロンの傷はずっと抱えているもの
鑑定のなかでキロンについて尋ねると、それほど強く自覚していない人もいれば、立ち直れないと思えるほど苦しく感じる人もいらっしゃいます。
キロンの衝撃と出会う前に信頼できる人たちに恵まれたり、よいタイミングで経験ができた人もいるかもしれません。
一方で、不幸なタイミングでキロン的な出来事にあったり、ショックと向き合っていくための環境が整わず、そのままになってしまう人も・・。
ですが、まだキロンの傷を抱えきれずにいる人は、その痛みを無理に治そうとする必要はありません。
なぜなら、キロンの傷はずっと抱えていくものだから。
見て見ぬふりをして過ごすことはできませんが、心の傷は直視したからといって綺麗になくなることはありません。
キロンは凶星ではない
また、キロンそのものは決して凶星ではないのです。
たしかにキロンが強い配置をもっている人は、人生の早い段階で精神的、もしくは肉体的な苦悩に出会いやすいです。
ただし、その乗り越えた先には大きな可能性が広がっているのです。
初めに書いたように、自分の傷を癒す経験によって人を癒やす能力も得ることができるので、医療従事者やカウンセラー、ヒーラーなどの職業に適していると言われています。
苦労をした経験が、似た経験をする人の大きな助けになる。
その優しく大きなエネルギーは、傷を負った誰かと、自分自身を優しく包み込むでしょう。
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